自家用車に盗聴器が仕掛けられていた!という話を聞いたことはありませんか?
盗聴器の設置被害で最も多い場所は「自宅」なのですが、車への被害も決して少なくはありません。
というのも、車の中というのは簡易的な密室でもあり、大切な話は車の中で…と相手を促す方も多いですよね。
よって車内で行われたプライベートな会話や、取引先との情報交換が行われることも多く、そういった点が盗聴器設置者からターゲットにされ、車内の会話を盗聴されることにより情報が筒抜けになってしまっていた、というケースも多々存在するのです。
盗聴器の操作は専用の機材が必須で、業者に頼まなくては…と思っている方が多いようなのですが、盗聴器が仕掛けられやすい場所を把握しておき、常にチェックを心がけていれば、ご自身でも盗聴器を見つけることは可能です。
では、車内に取り付けられた盗聴器を見つけるために、どのような場所をチェックすればよいのでしょうか?
車の中で盗聴器が仕掛けられやすいのは、
などです。
盗聴器を見つける手段として、まずはこのような場所を目視していくことが有効な対策です。
また、上記の中でもルームランプ付近とシガーソケットの周囲については、盗聴器がないか念入りなチェックをおすすめします。
というのも、こういった電源供給が可能な場所は、半永久的に電源を得て盗聴し続けることが可能なため、盗聴器設置者にとっては非常に都合の良い場所となるからです。
よって、他の場所よりも念入りな確認が必要となります。
ただし、このように目視をして注意確認を行っても、近年盗聴器はどんどん進化しており、一見しただけでは盗聴器だと気付かない物も増えています。
特に、文房具などの日用品にカモフラージュされた物は、ダッシュボードの中などに置いてあっても特に気にすることなく、放置してしまうという人も多いでしょう。
しかし、そこに小型のマイクが取り付けられており、電池式で動く盗聴器だったいうケースも存在するのです。
よって、車内に不審なものや、自分で置いた覚えのないものがあるという場合、それが盗聴器でないかと疑い確認することも大切です。
盗聴器だと気付かず放置してしまい、何か実害が起きてからでは手遅れだという場合もあります。
日々こういった小さなチェックや確認を積み重ねていくことで、盗聴器による被害を未然に防げるよう対策をしていくことが必要ですね。