日本国内、盗聴器がよく取り付けられている場所と言えば、「一般家庭」です。
だからと言って、オフィス内は盗聴器被害の可能性が無い、というわけではありません。
盗聴器を使って企業秘密や顧客情報などが盗み出されるケースは数多く存在しております。つまり、どこにでも盗聴器が取り付けられている可能性がありますので決して他人事ではありません。
「自分の勤める会社は中小企業だし、盗み出すほど価値のある情報などない」と思い込むことは大変危険です。
どんな情報であっても会社にとっては財産となります。盗み出す側にとってその情報がどのように有益かなど、盗まれる側には分からないものです。特に個人情報は、粗雑な扱いをしていると罪になるものです。
個人情報や機密情報が流出しないようしっかり対策を講じて、盗聴犯から会社を守りましょう。
会社の中で盗聴器が取り付けられやすい場所などは、一般家庭に取り付けられる場合と似た傾向にあります。
このように、オフィスの中にも盗聴器の被害は潜んでいるので、役員だけではなく一般的なサラリーマンにとっても決して他人事ではありません。企業全体で盗聴器に対する防犯対策を講じる必要があります。
まず。オフィス内にある不審な物はそのままにしないように、アンテナをはりましょう。怪しいものを見つけたときは迅速に行動しましょう。
上司への相談も含め、適切な対応が必要となります。備品の管理も重要です。企業秘密を盗み取るための目的だけではなく、個人的なストーカーの可能性もあるのですから、盗聴器への危機意識を高めてみてください。
場合によっては定期的に盗聴器発見の専門業者に協力を依頼し、セキュリティアドバイスを受けるなどの適切な対策が取れるようにしていくべきです。